研究テーマ

米国におけるポリアモリー実践者たちの共生のあり方

キイワード

ポリアモリー、共生、親密性、家族、倫理、セクシュアリティ、米国

調査地

アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市

研究業績

  • 2015分担執筆、「ポリアモリー」「オープンマリッジ」他3項、比較家族史学会編『現代家族ペディア』弘文堂
  • 2015『ポリアモリー 複数の愛を生きる』平凡社
  • 2012「書評:田中雅一・船山徹 編『コンタクト・ゾーンの人文学 第Ⅰ巻:Problematique/問題系』」、『人文学報』(京都大学人文科学研究所)、第102号pp.107-111.
  • 2010「意志による「愛」と意志の限界にある「愛」:米国におけるポリアモリー実践の事例から」、『くにたち人類学』第5巻pp.1-20.
  • 2010「参加記:ジェンダー領域で学位論文を書く――『Racing Romance』を語る」、『公開レクチャー・シリーズ参加記』、ジェンダー社会学研究センター。
  • 2009「人類学的恋愛研究の可能性:米国におけるポリアモリー実践を事例として」、修士論文、一橋大学大学院社会研究科提出。
    [その他]
  • 2011「訳者序文 : 本特集について」、『くにたち人類学研究』第6巻pp. 72-73.

翻訳

  • 2011アンマリー・モル「理論とは何か」、『くにたち人類学研究』第6巻pp. 74-81.

口頭発表・講演

  • 2016「ポリアモリーと子ども」京都大学人文研アカデミー10周年記念連続セミナー『液状化する親密圏』第一回、京都大学東京オフィス、6月16日。
  • 2014「Polyamoryってどんな愛?」第二回セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会、大阪府立男女共同参画・青少年センター、10月11日。(ゲストスピーカー)
  • 2013「強制されたモノガミー主義への挑戦:米国ポリアモリー実践者の築く実験的家族」、テーマセッション『家族からの自由/家族への自由Part I』第23回日本家族社会学会、静岡大学、9月7日。
  • 2013「『痛み』の経験から自らの生/性を探求する:米国ポリアモリー実践の事例から」、トラウマ研究会、京都大学人文科学研究所、5月13日。
  • 2012「ひとりで、みんなで、『間』を生きる:南カリフォルニアにおけるポリアモリーの事例から」、『「シングル」と家族』共同研究会、東京外国語大学、12月21日。
  • 2012「米国におけるポリ・ファミリーの挑戦:強制されたモノガミー主義を超えて」、第22回日本家族社会学会、お茶の水女子大学、9月16日。
  • 2012「インティメイト・ネットワーク:ポリアモリー実践が形づくる関係性」、『人類学における家族研究の新たなる可能性』共同研究会、国立民族博物館、7月14日。
  • 2010「Beyond Sexuality:米国ポリアモリー実践における人々の絆の在り方」、クィア学会第3回研究大会、中京大学、11月21日。
  • 2010「米国におけるポリアモリー実践:葛藤と挑戦」、日本文化人類学会第44回研究大会、立教大学、6月13日。
  • 2010「複数愛という関係性:米国におけるポリアモリー実践者たちの事例から」、第60回一橋人類学セミナー「愛の『自由』を社会科学する」、一橋大学、1月22日。
  • 2009「人類学的恋愛研究の可能性:米国におけるポリアモリー実践を事例として」、日本文化人類学会関東地区懇談会、成城大学、3月21日。

教育歴

  • 2015年4月〜2015年9月  一橋大学社会学部ティーチング・フェロー(講義名「人類学」)
  • 2013年10月〜2014年3月 一橋大学社会学部ティーチング・フェロー(講義名「社会人類学特論」)
  • 2013年4月〜2013年9月 一橋大学大学院社会学研究科リサーチアシスタント(プロジェクト名「『再帰性的』思考と実践の多様性に関する人類学的研究」
  • 2012年4月〜2012年3月 一橋大学大学院社会学研究科リサーチアシスタント(プロジェクト名「『再帰性的』思考と実践の多様性に関する人類学的研究」
  • 2010年4月~2011年3月 一橋大学大学院社会学研究科リサーチアシスタント(プロジェクト名「『社会的なもの』の再構築」
  • 2009年10月~2010年3月 一橋大学大学院社会学研究科ティーチングアシスタント(講義名「社会人類学総論」)

研究助成

  • 2012 科学研究費補助金、基盤研究A, 「『再帰的』思考と実践の多様性に関する人類学的研究」(研究代表者:大杉高司)を利用
  • 2011 科学研究費補助金、基盤研究A, 「『再帰的』思考と実践の多様性に関する人類学的研究」(研究代表者:大杉高司)を利用
  • 2011 公益信託澁澤民族学振興基金「大学院生等に対する研究活動助成」
  • 2009 一橋大学大学院社会学研究科「キャリアデザインの場としての大学院」プログラム若手研究者活動助成金(フィールドワーク)

所属学会

日本人類学会、家族社会学会、比較家族史学会

その他の活動

    学生インタビューはこちら

  • 2016年1月:神奈川芸術劇場KAATにて行われた演劇公演『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』(趣向)にて監修を務める。
  • 2015年11月:日生劇場にて行われたオペラ公演『ドン・ジョヴァンニ』プログラム・ノートにエッセイ寄稿。
  • 2015年10月:KKベストセラーズwebマガジン『現代観測』にエッセイ寄稿。
  • 2013年4月〜2016年3月:「長島確のつくりかた研究所」の研究員として活動。同研究所内に「エスノドラマ研究室」を立ち上げる。
  • 2014年12月に行われた「長島確のつくりかた研究所」の公開イベント「だれかのみたゆめ」に、ポリアモリーの人生ゲーム「THE GAME OF POLYAMORY」を出展(エスノドラマ研究室)。