研究テーマ

カトマンズの観光市場タメルにおける宝飾商人の取引の実態と人間関係の様態

キイワード

宝飾商売、商品、信用取引、商人関係

フィールド

ネパールの首都、カトマンズの観光市場

研究業績

  • 2005 「『ホストとゲスト』の相互関係をめぐる観光人類学の研究動向とその多様性を考察する可能性の提示:ネパールの首都、カトマンドゥの観光商業地区タメルを中心に」、修士論文、一橋大学大学院社会学研究科提出。
  • 2006 「観光人類学におけるホストとゲストの相互関係」『くにたち人類学研究』、vol.1。
  • 2008a 「不可触カーストから職人へ―カトマンズの観光市場におけるスナールの事例から」『シンポジウムネパール第27号 変貌するネパール』
  • 2008b Nepalese and Indian Muslim Relationship: A Case Study of Jewerly Merchatns in Tourist Areas of Kathmandu. Contributions to Nepalese Studies.Volume,35(1)
  • 2012 「カトマンズ市場の店舗賃借に関わる人々の関係性」『くにたち人類学研究』、pp.66‐86
  • 2015 「経済取引における『賭け』と『フレンドシップ』―カトマンズの観光市場、タメルにおける宝飾商人の事例から」『文化人類学』、79巻4号、pp397-416、
  • 2016a 「観光市場におけるフレンドと詐欺師をめぐる人類学的考察―カトマンズの観光市場、タメルにおける宝飾商売のフィールドから」、一橋大学大学院社会学研究科提出博士論文、
  • 2016b「取引関係のリスクとその対処としての『公然の秘密』に関する考察―カトマンズの観光市場、タメルの宝飾商人の取引関係を事例に」  『文化人類学』、81巻1号、2016年。

口頭発表

  • 2005 「『ホストとゲスト』の相互関係をめぐる観光人類学の研究動向とその多様性を考察する可能性の提示:ネパールの首都、カトマンドゥの観光商業地区タメルを中心に」『日本文化人類学会関東地区懇談会』、東京都立大学。
  • 2008a 「『不可触カースト』から『職人』へ―カトマンズの観光市場における『スナール』の事例から」『第27回ネパール研究学会』、文京学院大学。
  • 2008b 「カトマンズの観光市場における宝飾商人の信用取引と取引関係の実態」、日本文化人類学会第42回研究大会、京都大学。
  • 2009年4月「価値を埋め込む過程―カトマンズの観光市場における宝飾商人の実践から」、『第57回一橋セミナー』、一橋大学。
  • 2009年5月 「観光市場における売り手と買い手の社会的絆―カトマンズの観光市場における宝飾商人の事例から」『日本文化人類学会第43回研究大会』、国立民族博物館。
  • 2009年7月「商売が紡ぎだす人々の協働と共存―カトマンズの市場経済の動態から―」『首都大学東京社会人類学研究会』、首都大学。
  • 2009年10月「カトマンズにおける市場形成と複雑化の実態」、『日本南アジア学会第22回全国大会』、北九州市立大学北方キャンパス。
  • 2011年6月「商売における“公然の秘密”としての友人関係―カトマンズの観光市場タメルにおける、宝飾商人の取引きと情報探索を事例に」、『文化人類学第45回全国大会』、法政大学。
  • 2011年10月「カトマンズの店舗賃料高騰の背景にあるもの―賃料に関わる行為者間の内密のやり取りから―」、『日本南アジア学会第24回全国大会』、大阪大学豊中キャンパス。
  • 2012年6月「文化人類学者という存在とその記述―カトマンズの観光市場タメルにおけるフィールドワークの記述を事例に」、『文化人類学会第46回全国大会』、広島大学。

研究助成その他

  • 2006.10~2007.09 松下国際財団(研究題目:ネパールの首都、カトマンズにおける金銀細工師スナールの「不可触民」としての生活実践)
  • 2006.10~2007.04 アジア研究協会(研究題目:カトマンズの観光商業地区における宝飾商人の社会関係の実態と広がり―インド系ムスリム商人の事例研究を中心に―)
  • 2007.04~2008.04 澁澤民族学研究(研究題目:カトマンズの観光商業地区における宝飾商人の「商売仲間=サティ」関係の実態と広がり)
  • 2007 一橋大学大学院社会学研究科「キャリアデザインの場としての大学院」プログラム若手研究者活動助成金(フィールドワーク)
  • 2009.04-2011.03 日本学術振興会特別研究員(DC2)
  • 2012.10-2015.3 国立民族学博物館特別共同利用研究員