研究テーマ
ネパールにおけるプロテスタンティズムの展開および活動
キイワード
ネパール、キリスト教、プロテスタント、宗教、ダルマ、信仰
フィールド
ネパール
共著
- 『体制転換期ネパールにおける「包摂」の諸相:言説政治・社会実践・生活世界』 /第10章「乱立する統括団体と非/合理的な参与:ネパールのプロテスタントの間で見られた団結に向けた取り組み」、2017年。三元社/総頁:579(担当頁:377-407)。査読有。
論文
- 「変わらない/変わる社会関係:プロテスタントによるネパール大震災の復興支援」、『地理』62巻/9号(通巻748)、pp.44-49。2017年、査読無。
- 「信仰の共同体と不信の共同性:ネパールのプロテスタンティズムについての民族誌的研究」、2017年。一橋大学大学院提出博士論文。査読有。
- Deepening and spreading suspicion: On the accusation of ‘cunning’ observed among Protestants in the Kathmandu Valley. In European Bulletin of Himalayan Research. University of Heidelberg, Autumn-Winter 2014, No. 45, pp. 60―82, 2015.査読有。
- 「難しく危険なコミュニケーション:ネパールのプロテスタントたちの間で観察された不信の言説」、『一橋社会科学』、一橋大学大学院社会学研究科、第7巻別冊<特集:「脱/文脈化」を思考する>、pp.17―37、2015年。査読有。
- 「ネパールのプロテスタントの『信仰』における『信頼』と『行為』:カトマンドゥ盆地ラリトプル郡で観察されたプロテスタントの『信仰』」、『文化人類学』、日本文化人類学会、第77巻1号、pp. 144―155、2012年。査読有。
- 「無関心という技術:ネパールのプロテスタントの間で観察された教会分裂の語り」、『くにたち人類学研究』、くにたち人類学会、第7巻、pp. 30―48、2012年。査読有。
- 「信念概念の再考:米国の保守福音派キリスト教徒について」、『一橋社会科学』、一橋大学大学院社会学研究科、第7号、pp. 243―273、2009年。査読有。
- 『行為としての信念:米国における保守福音派キリスト教徒を事例に』、一橋大学大学院提出修士論文、一橋大学付属図書館、2008年。査読有。
翻訳
- マリリン・ストラザーン著『部分的つながり』、共訳、2015年。査読無。
- エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ著「内在と恐怖」、『現代思想』、青土社、41巻1号、pp.108-126。2013年。査読無。
書評
- 「書評 Vincent Crapanzano著 Serving the Word: Literalism in America from the Pulpit to the Bench」、『くにたち人類学研究』、くにたち人類学会、第2巻、pp.95-100、2015年。査読有。
口頭発表
- 「世俗主義が煽り立てる宗教対立:ネパールの世俗主義について」、『日本宗教学会第76回学術大会』、日本宗教学会、東京大学本郷キャンパス、2017年。査読無。
- Shared hope as the key to communal ties among Protestants in the Kathmandu Valley. AAS-in-ASIA Conference. The Association for Asian Studies. At Doshisha University, Kyoto Japan, June 2016.査読有。
- 「交渉の最中にある『世俗国家』:ネパールのプロテスタントの間で観察された『世俗国家』制をめぐる活動と語り」、『南アジア学会第28回全国大会』、東京大学、2015年9月。査読有。
- Internal struggle before inclusion: Mushrooming of umbrella organizations in Nepalese Protestantism and their struggle over the unification initiative. IUAES 2014 with JASCA. The International Union of Anthropological and Ethnological Science. At Makuhari Messe, Chiba, Japan, May 2014.査読有。
- Deepening and spreading suspicion: Of the narrative of ‘cunning’ observed among Protestants in the Kathmandu Valley. Ph.D. Workshop. At Hitotsubashi University, Tokyo Japan, November 2014.(カリフォルニア大学バークレ校のAlexie Yurchak准教授を座長に迎えた国際公開ワークショップ。使用言語は英語)。査読無。
- 「アイロニカルな共同性:ネパールのプロテスタンティズムに見られた統括団体の乱立」、『アジア学会月例懇話会』、東京外国語大学本郷サテライト、2013年10月。査読無。
- 「分裂を越えて:ネパールのプロテスタントの間で見られた統括団体の乱立」、『ネパールにおける「包摂」をめぐる言説と社会動態に関する比較民族誌的研究』、国立民族学博物館、2013年10月。査読無。
- 「『世俗国家』の中で立ち上げられる宗教政党:ネパールにおける民主化および世俗化とプロテスタンティズムについて」、『現代インド・南アジア次世代研究者合宿』、箱根高原ホテル、2013年3月。査読有。
- 「拡がるアイロニーと共同の可能性、もしくは不可能性:カトマンドゥ盆地のプロテスタンティズムを事例に」、『ネパールにおける「包摂」をめぐる言説と社会動態に関する比較民族誌的研究』、国立民族学博物館、2013年1月。査読無、招待有。
- 「分裂と信仰実践:ネパールにおけるプロテスタントの教会分裂」、『日本宗教学会第70会学術大会』、関西学院大学、2012年9月。査読無。
- 「ネパールのプロテスタントに見られる禁止の存在論:カトマンドゥ盆地ラリトプール地区の教会に見られる異教と呪術の排除」、『日本文化人類学会第45回研究大会』、法政大学、2011年6月。査読有。
- 「イエスを信じたい者と信じたくない者:ネパールのキリスト教における「信念」について」、『社会人類学研究会』、首都大学東京、2010年6月。査読無。
- 「ビシュワスという信じ方:ネパールのキリスト教における信念」、『日本宗教学会第68回学術大会』、京都大学、2009年9月。査読無。
- 「道具的キリスト教:ネパールのキリスト教について」、『日本文化人類学会第43回研究大会』、国立民族学博物館、2009年5月。査読無。
- 「『信念』概念の再考:米国の保守福音派キリスト教徒について」、『日本宗教学会第67回学術大会』、筑波大学、2008年9月。査読無。
- 「行為としての信念:米国における保守福音派キリスト教徒を事例に」、『日本文化人類学会 関東地区懇談会』、成城大学、2008年3月。査読無。
研究助成
- 平成28年度〜平成31年度(予定) 研究協力者 『2015年ネパール地震後の社会再編に関する災害民族誌的研究』(科学研究費助成事業基盤研究(B)、研究代表者:南木人)
- 平成27年度 りそなアジア・オセアニア財団 「調査研究助成」。
- 平成25年度 研究協力者 『「再帰的」思考と実践の多様性に関する人類学的研究』(科学研究費助成事業基盤研究(A)、研究代表者:大杉高司)。
- 平成25年度~平成26年度 国立民族学博物館共同研究員 『ネパールにおける「包摂」をめぐる言説と社会動態に関する比較民族誌的研究』(研究代表者:名和克郎)。
- 平成24年度 公益信託澁澤民族学振興基金 「大学院生等に対する研究助成」。
- 平成22年度 日本学術振興会特別研究員(DC2)。