研究テーマ
ゲイクリスチャンを通して考える現代メキシコの性愛倫理
キイワード
セクシュアリティ、ジェンダー表象、同性愛、キリスト教、北部メキシコ
調査地
メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州モンテレイ市
論文(査読有)
- 2014 「逆輸入される解放の神学:ラテンアメリカにおける同性愛神学の影響」『ラテンアメリカ・カリブ研究』(つくばラテンアメリカ・カリブ研究会)21: 20-32、2014年5月。
- 2013 「アルブール論再考:現代メキシコのゲイ・アインデンティティを持つ者にとっての機能」『イベロアメリカ研究』(上智大学イベロアメリカ研究所) 35(1): 69-85、2013年7月。
- 2011 「「国家間」の中にいるメキシコの男性同性愛者」『くにたち人類学研究』(くにたち人類学会) 6: 54-71、2011年5月。
- 2009 「脱ゲイ運動におけるゲイ・アイデンティティの位相」『論叢クィア』(クィア学会) 2: 108-120、2009年9月。
- 2003 「マチョステレオタイプをめぐる想像力:言説と語りにおけるマチョステレオタイプの実体化」、修士論文、一橋大学大学院社会学研究科、2003年3月。
論文(査読なし)
- 2016 「自己紹介を用いたノートテイキング教育:高崎経済大学『日本語リテラシーⅠ』における聴き方指導の成果分析」『平成27年度 高崎経済大学特別調査研究成果報告書 日本語リテラシーと大学教育』、名和賢美(編)、pp. 119-139 、2016年3月。
- 2015 「小見出し作成術:インパクトのある名詞句の教授法」『平成26年度 高崎経済大学研究奨励費成果報告書 日本語リテラシーと初年次教育』、名和賢美(編)、pp. 83-96、2015年3月。
- 2008 「来館者によって撮られた写真を通して美術館をめぐる経験を考える:美術館という場の多面性とカメラの所持に伴う作品理解の可能性」『身体自己像の視覚社会学的研究:視覚経験と社会的世界の再帰的編制をめぐって』【2005-07年度科学研究費補助金研究成果報告書】、安川一 (編) 、pp.113-130、2008年6月。
書評・エッセイ
-
2013 「セミナー参加者の声」(河野明佳・鈴木佑記・久保忠行・櫻田涼子・小林宏至・奈良雅史との共著)『民博通信』142: 4-7 、2013年9月。
2012a 「書評:田中雅一著『癒しとイヤラシ:エロスの文化人類学』」『人文學報』(京都大学人文科学研究所)102: 119-122、2012年3月。
2012b 「書評:春日直樹編『現実批判の人類学:新世代のエスノグラフィへ』」『文化人類学』(日本文化人類学会) 77(1): 183-186、2012年6月。
2008 「『神の山』にして『ゲイの山』にある性的少数者の教会」『Merc: メルク』(一橋大学) 3: 40-41、2008年5月。
口頭発表
- 2013 「現代メキシコにおける性文化の混淆:男性同性愛行為をめぐる複数の言説の共存」、日本ラテンアメリカ学会第34回定期大会、獨協大学、2013年6月2日。
- 2012a 「聖域における性的なモノや振る舞い:メキシコのある性的少数者の教会の例」、日本文化人類学会第46回研究大会、広島大学、2012年6月24日。
- 2012b 「内からの包摂を維持する試み:メキシコにおける性的少数者の教会の包摂と自律」、平成24年度みんぱく若手研究者奨励セミナー(「包摂と自律の人間学:空間をめぐって」)、国立民族学博物館、2012年11月29日。
- 2011a 「メキシコにおける性愛倫理と家族観:メキシコ市の同性婚認可とその運用状況から」、日本ラテンアメリカ学会東日本部会冬期研究会、東京大学、2011年1月8日。
- 2011b 「アルブール(albur)論再考:男性同性愛者の視点から」、日本ラテンアメリカ学会第32回定期大会、上智大学、2011年6月5日。
- 2011c 「撹乱される構造、残存する形式:政治性と欲望の狭間に生きるメキシコの男性同性愛者」、クィア学会第4回研究大会、中央大学、2011年11月13日。
- 2010a 「万人歓迎の教会において境界が生じる時:メキシコにあるメトロポリタン・コミュニティ・チャーチ支教会の事例から」、東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会第769回研究会、首都大学東京、2010年5月28日。
- 2010b 「国を越えた同性愛者のクリスチャンの交流において浮上する差異:ラテンアメリカ地区の成員を通して見るメトロポリタン・コミュニティ・チャーチ(MCC)の2010年総会」、クィア学会第3回研究大会、中京大学、2010年11月21日。
- 2009 「米国からの布教の影響で動くメキシコのジェンダー/セクシュアリティ?:メキシコ北東部モンテレイ市にあるメトロポリタン・コミュニティ・チャーチ支教会を事例として」、現代人類学研究会第58回研究会、東京大学、2009年2月21日。
- 2008a 「象徴的暴力を伴う言語表現へのメキシコのゲイクリスチャンの関わり方:モンテレイ市にあるメトロポリタン・コミュニティ・チャーチを事例に」、日本文化人類学会第42回研究大会、京都大学、2008年6月1日。
- 2008b 「同性愛者のクリスチャンの宗教的な喧嘩の買い方:メキシコ北東部モンテレイ市にあるメトロポリタン・コミュニティ・チャーチ支教会における二つの事例から」、一橋人類学セミナー第55回研究会、一橋大学、2008年11月7日。
- 2004 「『マチョ像』の意味:メキシコをめぐる近年のマチスモ論の検討」、日本文化人類学会第38回研究大会、東京外国語大学、2004年6月5日。
- 2003 「マチョステレオタイプをめぐる想像力:言説と語りにおけるマチョステレオタイプの実体化」、日本民族学会関東地区研究懇談会2002年度第4回修士論文発表会、東京大学、2003年3月15日。
調査歴
- 2005.07-2006.01 メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州モンテレイ市
- 2006.07-2007.02 メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州モンテレイ市
- 2007.11-2008.05 メキシコ合衆国ヌエボ・レオン州モンテレイ市
- 2010.06-2010.09 メキシコ合衆国ゲレーロ州アカプルコ市、ヌエボ・レオン州モンテレイ市、メキシコ市
教育歴
- 2003.05-2004.03 一橋大学大学院社会学研究科 ティーチング・アシスタント(社会人類学総論(春)及び周辺社会の諸問題(冬))
- 2003.10-2004.01 一橋大学留学生課 修士論文チューター
- 2005.10-2006.01 一橋大学大学院社会学研究科 リサーチ・アシスタント( 科研費補助金基盤研究(C)「身体‐自己像の視覚社会学的研究: 視覚経験と社会的世界の再帰的編制をめぐって」[研究代表者: 安川一])
- 2008.08-2009.03 一橋大学大学院社会学研究科 リサーチ・アシスタント(財団法人三菱財団「ヴィジュアル・メソッドによる美術館来館者研究」[研究代表者: 安川一])
- 2008.11-2009.02 一橋大学大学院社会学研究科 ティーチング・アシスタント(人類学方法論)
- 2011.07-2012.03 一橋大学大学院社会学研究科 リサーチ・アシスタント(先端課題研究11「「脱文脈化」を思考する」)
- 2012.04-2013.02 東京経済大学コミュニケーション学部 ティーチング・アシスタント(文化人類学a・b)
- 2013.04-2014.02 東京経済大学コミュニケーション学部 ティーチング・アシスタント(文化人類学a・b)
- 2014.04-現在 高崎経済大学経済学部 非常勤講師(日本語リテラシーⅠ・Ⅱ)
- 2016.04-現在 東京経済大学コミュニケーション学部 非常勤講師(文化人類学a・b)
研究助成
- 2010 一橋大学国際戦略本部「社会科学重点大学連携強化に向けた若手派遣事業」(日本学術振興会「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」、派遣先:メキシコ大学院大学 社会学研究センター)
連絡先
Ambicionpura[a]gmail.com