研究テーマ

インフラストラクチャーからみるラオス首都ヴィエンチャンの都市空間生成過程に関する人類学的研究

キイワード

インフラストラクチャー、都市、開発、交通、ラオス

フィールド

ラオス

著作・論文

  • 「ラオス首都ヴィエンチャンの可視的なインフラと「擬似-近代」的なるもの」、『文化人類学』83巻3号、pp.404–422201812月。
  • フィリップ・デスコラ「自然の構築: 象徴生態学と社会的実践」翻訳、『現代思想』Vol.45-4、青土社、2017年。
  • “Becoming a City: Infrastructural Fetishism and Scattered Urbanization in Vientiane, Laos,” in P. Harvey, C. B. Jensen, A. Morita eds., Infrastructures and Social Complexity, Routledge. 2016。
  • “Infrastructuring the Mekong: Construction of the National Border and Riverbank Development in Vientiane Capital, Lao PDR,” in J. Moreno Tejada and B. Tatar eds., Transnational Frontiers of Asia and Latin America since 1800, Routledge. 2016年。
  • 「近代交通機関の受容に関する文化人類学的研究―ラオス農村社会における国際鉄道開発を事例に―」、りそなアジア・オセアニア財団調査研究助成報告書、2014年。
  • 「ラオス農村社会におけるタイ放送の受容と社会・文化的影響に関する人類学的研究」、公益財団法人放送文化基金助成(人文社会・文化)報告書、2013年。
  • 「(修士論文)近代交通の潜在能力と移動-不動性:モティリティとしての交通機関にかんする人類学的研究への試論」2011年、一橋大学大学院社会学研究科。

口頭発表

  • 「ハコモノがつなぐものたち:ラオスにおけるインフラストラクチャー・フェティッシュ」日本文化人類学会第52回研究大会、弘前大学、2018年5月。査読有。
  • 「見えるインフラと見えないインフラ:ラオス首都ヴィエンチャン市の河川事業から問うインフラの可視性と不可視性」、日本文化人類学会第51回研究大会、神戸大学、2017年5月。査読有。
  • 「インフラストラクチャーの象徴性と物質性、テンポラリティ:ラオスにおける電気自動車の導入プロジェクト計画を事例に」、日本文化人類学会第50回研究大会、南山大学、2016年5月。査読有。
  • “The Mekong River as a Border Infrastructure between Laos and Thailand.” International Union of Anthropological and Ethnological Sciences (IUAES) Inter-Congress. タマサート大学(タイ・バンコク)、2015年7月。査読有。
  • 「インフラストラクチャー・フェティシズム:インフラが織り成すラオス首都ヴィエンチャンの都市化の諸相」、東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会、首都大学東京南大沢キャンパス、2015年6月。査読無。
  • 「国境インフラストラクチャーとしてのメコン河:国境を国境たらしめる物質的基盤とその限界」、日本文化人類学会第49回研究大会、大阪国際交流センター、2015年5月。査読有。
  • 「断絶した交通インフラストラクチャー:ラオス史上初にして唯一の旅客鉄道の事例」、日本文化人類学会第48回研究大会、幕張メッセ、2014年5月。査読有。

研究助成

  • 公益信託澁澤民俗学振興基金 大学院生等に対する研究活動助成
  • りそなアジア・オセアニア財団調査研究助成
  • 公益財団法人放送文化基金助成(人文社会・文化)
  • 松下幸之助記念財団研究助成
  • 公益財団法人三井住友海上福祉財団研究助成(交通安全部門)
  • 学術振興会特別研究員DC2

その他

学生インタビューはこちら
http://www.soc.hit-u.ac.jp/wakate/detail.cgi?ID=12

連絡先

sd111016@g.hit-u.ac.jp